コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2009/05/31

都市が老いていく・・

先週、4日にわたって日本経済新聞で「老いる都市」というタイトルで連載をしていました。

高齢化社会になり、住宅や都市インフラのありかたが従来のやりかたでは対応できなくなっている状況をレポートしたものです。

この記事にもありますように、名古屋は100m道路に象徴されるような広い道路が自慢ですが、高齢の歩行者にとってみれば結構な距離で、1m=1秒で信号が変わるのを設定した場合には、1分半強もすたすたとあるき続けなければなりません。おかげ様で健康な自分はあまり普段意識しなかったですが、高齢者でなくとも障害者の方なんかも結構大変なスピードかもしれませんね。。。

車中心の社会では渋滞も発生しないような広い幅員は便利だったのかも知れませんが、今後はその幅の広さが交通の障害になったり、人の往来を阻んでしまうかも知れません。

また、老朽化したマンションについても対応策はなかなか見出せません。いままでの成功例では”たまたま”立地がよく、建て替えによって、以前より大きな建物が建築でき、余分につくった床の需要があったため、資金のめどがつき可能になったと思いますが、現状の方法では立地があまり良好でない十分に容積を使い切ってしまったマンションは老朽化したあとスラム化は免れない状態であります。

老朽化マンションの建て替えや高齢者の生活資金確保のためのリバースモーゲージなどは、我々の職業としても十分に能力を活かせるとこがある分野ですが、一部の方をのぞき、なかなかできてないのが実情ですね。。。

しかし、こういう分野はだれがどうやるっていう問題ではなく、様々の方の知恵や意見が結集されて初めて解決する問題だと思います。私もほんのすこしずつですがこんなことを意識しながら日々の仕事に励みたいと思います。

【関連資料】
「老いる都市」 日本経済新聞より (PDF:1381KB)

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