コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2009/06/08

長期優良住宅制度が開始しました。

先週ですが「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が6月4日に施行され、具体的に制度がスタートしました。

同法でいう長期優良住宅とは住宅の一般的にいわれている平均寿命の30年を40年にまで伸ばし、少なくとも構造躯体は100年間もつものを想定しているようです。またそのように長期に使われることを想定して、耐震性がありライフスタイルの変化に対応できる可変性や居住スペースを確保しているものをいうそうです。

具体的な基準は非常に細かい基準が定められていますが、この基準を満たしていることを認定してもらうために地方自治体などに申請をしなければなりません。

ちなみに名古屋市では住宅都市局が窓口になって行われているようです。この認定の手引きを読んでて面白いな~と感じたのは、認定の基準に良好な居住環境の維持や形成に資するものであることが求められているのですが、この居住環境の適合要件の一つに名古屋市でつくられる景観整備地区も挙げられていることでした。

すなわち、この”居住環境”については各地方自治体によって様々な地区計画や景観計画があるので、地域の実情にあわせて変えていかなければならないということです。そうなると、古い町並みはそれに合わせてはじめから外観をややクラッシックにしたり、逆におしゃれな町並みはそれに合わせて現代風にしなければなりませんね-。そんな風に周りに調和させつつも100年もたせる建物をつくっていくのはなかなか大変そうであります。

でも制度趣旨そのものは、個人的には悪くないと思うので、あとは法律上の計画や基準以上に、我々が古いものに価値を認めて、大事にしていく意識を高めていくPRというか啓蒙活動が重要だと思いますね-。

【関連資料】
認定申請の手続き (PDF:744KB)

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