コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2010/03/12

マンションだってリバースモーゲージできるの?

リバースモーゲージとは自宅を持っているけど、生活資金などに困っている方が自宅を担保にお金を借りて、住まなくなったとき(死亡時など)に自宅を売却して返済を行う融資方法です。

アメリカなどで行われていたこの制度を日本では武蔵野市が始めて以来、徐々に地方公共団体や各地の社会福祉協議会などでこの制度の活用が広がり、民間企業では代表的なところで中央三井信託銀行や東京スター銀行などがこの制度を活用した金融商品を取り扱っています。

しかし、公的機関が行うのは福祉というか生活支援的な要素がやや強く、要件もいろいろあってなかなか気軽に利用する雰囲気ではありません。

一方民間では、たとえば中央三井信託銀行の場合、担保の対象となる土地が地域的に限定されていて、評価額として4,000万円以上となっています。評価額として4,000万円なら、7割評価として実勢で5,700万円!これに評価としてはみてくれないのですが建物付きならば中古でも6,000万円以上するような不動産しか融資の対象となりえないようです。。。

ちょっと、公共と民間の制度に幅がありそうなカンジですね-。もうちょっとその間のニーズに沿ったものってあるのかな-と思いながら新聞を読んでいたら、「マンションを対象にした新商品がでた」との新聞記事が目につきました。

そこでさっそく調べたところ。。。どうやら住宅金融支援機構の制度を言っているようで、なるほど資金用途がリフォームに限定されているようです。したがってタイトルの答えは「限定的にできる」となるようです。

このリバースモーゲージは制度設計がまだまだの感はありますが、少子高齢化社会や、職業の多様化などにより代々親と同じ所に住むことがなくなってきている昨今においては注目すべき制度であると思います。今は対象となる不動産が限定されていたり、使途が限定されていたりしていますが、今後多様な制度がでてきてほしいものです。

【関連資料】
2010年3月10日 日経新聞より (PDF:104KB)

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