コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2010/04/04

サスティナブルな社会を学んできました。

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本日は岐阜県の不動産鑑定協会の市民公開講座に参加させていただきました。テーマとして「サスティナブルな地域をデザインする」を掲げ、ぎふNPOセンター理事長などの様々なNPO活動に関わっていらっしゃる駒宮博男先生が、地元の事例を中心に、食糧問題や環境問題にどのように対応するかを様々な方法で解説していただき、勉強になりました。

先生の活動や報告内容がきわめて地元に根付いたものであり、環境問題や食糧問題を地球規模で考えてしまうと、あまりにも壮大すぎて、実感がなく、この実感のなさが危機感のなさにつながるっているのはよくわかります。従ってこれからはビジネスにしても、近隣の人々に十二分の満足を得てもらうようなサービスをするのがよく、行政においてもより市民に近い、町や市に税金の徴収権を委譲すべきであり、食糧やエネルギーも地域で自給自足できるようなシステムが求められるようです。

エネルギー関係の具体的なソリューションとして、先生は小規模な水力発電の開発に取り組んでいらっしゃるようです。講義内で動画で紹介されましたが、確かにシンプルで環境にも優しそうなものでありました。

今年は愛知県でCOP10が開催されますが、先生曰く、万博かなにかの経済イベントと勘違いされていて、そもそも論として「生物多様性」とはなんであるかも理解されていないのでは?という問題点を指摘されていました。

そこで興味深かったのは、この生物多様性は「Biological Diversity」なので動物や植物などの人間以外の”生物”でなく、我々を含めた地球上の”生命”を意味しているというお話でした。なるほどー、そう考えると動物や植物のためのというより我々に直接に関係する切実な問題って印象になりますよね-。

我々不動産関係ではしきりにエコが商品価値を高めるキーワードとして多く使われ、ほんとに環境のためを考えているからか、それとも商品の魅力として他社との競争に負けないようにするためなのかは分かりませんが、結果として確かにその性能は向上しているのかも知れません。ただサスティナブルな社会を作るためには、地球全体では大きすぎるし、個別の住宅だけでもだめで、それぞれのコミュニティや地域社会が重要ではないのかなと本日のお話を聞いて感じました。 

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