コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2011/02/11

”街づくり”を語ってきました。

今週の火曜日(2月8日)は、財団法人愛知県都市整備協会さんと愛知県土地区画整理組合連合会さんの共催による、土地区画整理講習会がありました。私は愛知県不動産鑑定士協会の一員として講師のご依頼を頂いたので、「愛知県の地価の動向と今後について」というタイトルで講演をさせて頂きました。

参加して頂いた方は組合の役員や市町の区画整理を担当される職員のばかりで、その道の専門家の方ばかりです。そんな方が200人強も集まるホールで行わなければならなかったので、始まる前は少々緊張気味でした。しかし始まってしまえば、普段どうりのペースで話を進めることができ地価Lookから判断できる最近の地価動向やこれからの街づくりにおいて必要な施設や考え方などを自分なりにまとめてお話しさせて頂きました。

また私の他に国土交通省 都市・地域整備局の方がみえて、市街地整備に関する国の動向についてお話しをされました。国の方では土地区画整理事業や街づくりの事業に関して、従来は法律のルールに厳格に従わなくてはいけないものであったものを緩和し、地域の事情に応じて弾力的な運用を認める傾向にあるそうです。その一環として補助金に関しても、街づくりという観点で先般の新聞報道にあったようなLRTの導入効果の調査費用などに活用できるようであります。

そのほかに興味深い話として「大街区化」のお話しをされていました。大街区化とは道路等で小規模な街区に分断されている土地を道路などを廃止して一体の土地にして有効活用を図るもので、名古屋においては「大名古屋ビルヂング」の建て替えにおいてこの事業手法が検討されているようです。

この事業においては、道路を廃止し民間に売却する場合のその金額がよく問題になるようです。つまりもともと道路なんだからと、安く売却しようとすると、公共用地を安く売るとはけしからんと議会で問題になったり、逆に高すぎると開発主体にとっては負担になったり、モチベーションのダウンにつながってしまうようです。従って、両者が納得できる価格を提示する必要があり、それができる不動産鑑定士の役割は重要であるというありがた-いお言葉を頂きました。

この講習会を通じて我々不動産鑑定士だって街づくりや地域貢献に関心を持ち、それらのお手伝いができる準備をしていることが少しはPR出来たのではないかと思います。せっかく頂いたこのような機会を大切にし、よりいい情報やアイディアを提供できるように勉強していきたいと思います。

【関連資料】
2011.2.2 日本経済新聞 (PDF:48KB)

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