コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2011/10/27

APREC ~ study tourとGala Dinner 篇 ~

2日間会議をしたあとはスタディーツアーやガラディナーがありました。

スタディーツアーは、すなわち社会見学でありまして、幾つかあるメニューの中から私はSunwayのショッピングモールの見学に行きました。

ここのショッピングモールは単に大きいだけでなく、ディベロッパーの街づくりのコンセプトが明確で、モール以外にも遊園地や住宅、はたまた病院や大学まであります。施設内は床がきれいに保たれ、もちろんトイレもピカピカでありました。そして入居テナントの質やそこで売られている商品は日本とまったく遜色ありません。

そしてそれ以上に感銘を受けたのが、駐車場の空きスペースが天井から吊るされている赤と緑のランプによって分かるシステムでした。

日本でもショッピングモールの屋内駐車場などに行くとどこが空いているのかわからずぐるぐる車を走らせてしまうことがあります。しかしここでは1台1台のスペースごとにランプが設置され、空いていることを表す緑とか、埋まっていることを表す赤ランプが遠くからでも確認でき、効率的に駐車ができます。

駐車が混んでてなかなかとめられないという理由で店舗が敬遠すされることもあるので、「なるほど?これで多くの車を捌いて、お客さんをより取り込もうという作戦か?」と思って聞いたら、こともなげに「それもあるけど、無駄に車が走るとその分排気ガスがでるでしょ。CO2対策のためですよ」と言われて、収益性のことしか頭になかった私は、はっとし、自分の浅はかな考えを恥じました。

他にもCSR対策として、緑化はもちろん、ショッピングモールのデーターを大学に提供したり優秀な学生をショッピングモールでコンシェルジュ体験させたりと様々な活動をしていました。

単に施設が綺麗とかいいブランドをテナントを誘致するという以上に、街づくりに真剣に取り組んでいるな-という印象でありました。

そして夜はガラディナーという夕食会がありました。

我々不動産鑑定士の国際会議でもガラディナーなるものが行われますが、最終的には国別対抗カラオケ大会になってしまうようなカジュアルなものです。

どーせそんな感じかな?とタカをくくって会場に行ったら、ほとんどの人がタキシードで女性はイブニングドレスという、ただならぬドレッシーな雰囲気でありました。。。

どうやらマレーシア・プロパティーアワードが同時に開催されたからのようです。このマレーシア・プロパティーアワードは1年間のすぐれた不動産開発に関して表彰されるいわば不動産業界のアカデミー賞のようであり、一流のディベロッパーやデザイナーが集まり、なんと主賓はマレーシアのロイヤルファミリーでした。。。

ドレスコードがブラックタイというのは知っていましたが、そんな人が来賓に来るとはつゆも知らない私は申し訳程度のスーツ姿で参加してしまいました。

もちろん、それで入場を断られることはなかったのですが、向こうで親しくなった方のほとんどはきちんとタキシードとブラックタイを用意しており、なんというか欧米のルールが分かっていてスマートだなーと感心しました。

会議やこのようなアクティビティを通して感じたのは、アジア諸国の人やモノのクオリティの高さです。参加者の人々はよく世界経済をウオッチしていますし、モノ、つまり提供される食事やお土産なんかも妙にハイスペックです。例えばエントリーをして配られたお土産用のカバンも質が高く、スポンサーがほいほい配るUSBは2Gですし、プロパティーアワードのパンフレットは完全にインテリア写真集のレベルです。

こういう進歩に、どのくらいの人(日本人)が気づいているのかな??

そんなことがとても気にはなりましたが、とにかく忘れられない多くの楽しい思い出と友人を作ることができ、充実した経験でありました。

【関連資料】
写真(画質を少々落としてます) (PDF:798KB)

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