コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2011/12/12

ノブレス・オブリージュな教育方法とは?

写真

先週の土曜日は伏見のシューターズでクリスマスパーティーが行われました。

私が所属しているACCJでは児童養護施設の子供たちにウォーカソンの寄付金における支援活動のほか毎年クリスマスパーティーを開催して、ターキーなどの本格的なクリスマス料理を楽しんでもらっています。

私も微力ながらお手伝い。。。というよりは、店内にあるダーツやらビリヤードやらを子供たちと一緒にやって楽しいひと時を過ごしました。

そこに来ているメンバーではACCJの会員以外にも、写真のような名古屋インターナショナルスクールの高校生たちも来ていました。

彼らは両親が外人の方が多く、校内では英語しか話さないので友達同士のコミュニケーションは英語で会話していたようですが児童養護施設の子供たちには日本語で話しかけ、あっと言う間にお友達になっていったようです。

その慣れた様子に感心し、引率している先生に、「参加しているメンバーは、ボランティアクラブの生徒さんとか、このようなイベントに対し、自主的に参加している生徒さんですか」ということを聞いてみました。

すると驚くことに、学校側が比較的成績のいい生徒を選抜し、派遣しているようでありました。すなわち学校のミッションとして地域社会への貢献を挙げているのでそれを実現させるには学業においても優秀な生徒に実践させているようです。

ここからは私の推測ですが、確かに成績のいい生徒は学校内のリーダー的存在となり、彼らの言動や行動がその他の生徒の行動に影響を与えます。その生徒たちに地域社会の貢献の仕方などを実践させることでその他の生徒にいい形で伝播していくことが考えられます。

また成績のいい生徒はいい大学に入り、高い社会的地位に就く確率も比較的高いはずなので、彼らが大人になってより大きな支援活動ができるのように、今のうちに経験をさせているのかもしれません。

ついつい私は学生さんがボランティというと、その手の活動に高い関心がある人が自主的にやるか、または逆に、悪いことをした罪償いとかでやらされるイメージがあり、成績のいい子は勉強に忙しいので、そういう子たちにあえてボランティア活動をやらせようという発想はあまりないような気がするのですが、彼らのスタイルはリーダーとなるべき人間こそやるべきことという位置づけをして、教育プログラムに導入しているようでありました。

よくアメリカとかでビジネスで成功した人のほとんどが社会奉仕活動に力を入れるようになるのは、こんな風にちゃんと教育現場で”やり方”を教えてもらっているからかも知れませんね-。

ノブレス・オブリージュ(Noblesse oblige)なんて言葉もこういう文化とか社会的背景から生まれているんだろうな-なんてことを思いました。

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