コラム

発見コラム「田井の目」

不動産鑑定士の目線で見る世の中はちょっと違う?!

2014/07/25

2002年以降、「ヂ」は「ジ」になりました。

昨日は私が参加するNIMRAこと名古屋都市問題研究会で三菱地所の方から「名古屋の目指す都市機能再編と大名古屋ビルヂング」というテーマでご講演を頂き、いろいろ面白い話を聞くことができました。

ご存知名古屋駅前に立地し、レトロな雰囲気で名古屋に来る方をお迎えしてきた大名古屋ビルヂングは建て替えのため来年10月の秋に向けて工事が進んでいます。

新しいビルの高さは175mで旧ビル53mの3倍、階層は34階建てで旧ビルの12階の3倍、床面積は4万坪で旧ビル2万坪の2倍であります。高さと階層は3倍ですが床面積が2倍なのは空地を多く設けてスリムなデザインにしているからのようであります。

面白いことに旧ビルは横幅が大きく、いろいろな地権者さんの合意時期が違うので、5年の歳月をかけて3分の1づつ作り、あとからくっつけたそうです。なるほど旧ビルの写真をじっくりみるとうっすらですが分かれ目があってその当時でも高い技術を持って作られたのが分かります。

新しく生まれ変わるビルは商業層は三越伊勢丹がテナントとして入り7階から33階はオフィスでありますが、低層フロアにはビジネスマッチングを促進する「インタラクティブ・ゾーン」や金融・医療モール、屋上庭園なんかもできるようで地域にゆとりやワクワクをもたらすようなプランニングであります。

2027年のリニアの開業に向けて”増改築を繰り返してきた温泉旅館”のような名古屋駅の整備が今後急ピッチで進みますが、その将来動向を反映させたすばらしいビルになりそうです。

そんなすばらしいビルに弊社もテナントとして入れればいのですが。。。今の家賃では面積は1/3ぐらいになりそうであるため、ビルにゆとりがあってもオフィス内にはまったくゆとりがなくなりそうであります。

また気になる名前について、2002年以降、地所さんではビルの名称を「ジ」に変えてきましたが、大名古屋ビルについては名古屋支店の方が「地元の愛着も強く、ヂを残してほしい」と本社と掛け合い、大激論のすえ反対意見を押し切ったようであります。

なんだか古臭いと言えば古臭いですが、そこが名古屋のいいとこでそれを名古屋支店の方が分かって下さって頂いていることがうれしいですね-。お話しを伺ってますます完成が楽しみになりました。
(詳細な報告内容はNIMRAのHPをご参照ください)

【関連資料】
三菱地所 発表資料 (PDF:798KB)

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