不動産鑑定は必須!その理由とメリット
その不動産の適切な価値が分かる
不動産鑑定のメリットとしてまず挙げられるのは、その不動産の適切な価値が分かるということです。不動産は一つ一つ価値が異なり、それは建物の状態だけでなく駅からの近さなど他の要素をすべて絡め合わせて決定されます。
その作業は決して素人ではできず、不動産鑑定士だけが行えるものです。不動産鑑定士は不動産の時価評価ができる唯一の国家資格で、絶大な信頼を寄せることができます。
不動産を売る際、勝手に価格を設定して適当に売るという人はほとんどいませんが、自分で価格を設定しても相場をきちんと把握できていないので、いつまで経っても売れない可能性があります。なので、不動産を売るときは不動産鑑定の依頼を欠かすことができません。
売り方についても勉強できる
不動産鑑定をするメリットとして次に挙げられるのは、売ろうとしている不動産の適切な売り方を勉強できる点です。不動産鑑定士は、不動産の鑑定をメインの業務として活動していますが、実はコンサルティング業務も行っているのです。なので、不動産を鑑定してサヨウナラという訳ではなく、鑑定結果を元に良い売り方を相談することができます。
不動産によってターゲットにできそうな年齢層は異なりますし、性別や家族構成などによっても違います。闇雲に不動産を売ろうとしても計画が捗らないので、不動産鑑定士の助言を元にターゲットを決定したいです。もちろん仕事なので依頼すればお金を支払わなければいけませんが、不動産鑑定士は不動産売却希望者の良きパートナーとなります。
鑑定評価書の有効性
不動産鑑定最後のメリットとして、鑑定評価書を手にすることができる点です。不動産鑑定をすると、その評価をまとめた鑑定評価書が作成されますが信頼性の高いものなので購入希望者が安心できます。不動産の購入希望者は、もちろん中には詳しい方もいますがほとんど不動産の知識がありません。なので購入希望者も、この鑑定評価書を元にして不動産を選んだほうがより安全ですし効率的です。
世の中には、少しでも儲けようと相場よりも高く売られている不動産が数多くあります。それでも知識の薄い購入希望者は、うまく話しに乗せられて購入するケースがあります。なのでこの不動産鑑定の存在と、そのメリットを把握することはとても大切なのです。