大家さんは何を望むか？

6月16日は日帰り出張で東京に行ったついでに賃貸フェアに行ってきました。
賃貸フェアは全国賃貸住宅新聞社が主催する不動産オーナー向けのイベントであります。
私は昨年名古屋で開催されたイベントには行ってみたことはあるのですが、東京は初めてで出展する企業の数や参加者はやはりすごく多かったです。

仕事の時間の関係上、すこししかいられず森永卓郎先生のセミナーも聞くことができなかったのが残念ではありましたが展示ブースそのものの多様さとか、名古屋ではあまりお目にかかったことのないような面白いサービスを提供している会社がいろいろ発見できたのが収穫でした。

特に不動産オーナー向けの展示会なので、空室対策に対し、ある会社はＩＴを活用して、ある会社はセキュリティを高めて、ある会社は内装や外装をリフォームしてと、空室という問題点に対しいろいろなアプローチによる解決方法があるんだな－と勉強になりました。

その一方で、実はこのような空室対策などを打ち出しているブースより圧倒的にお客を集めているブースがありました。それは東京電力のブースで、もちろんブースそのものも大きくて目立っている要因もありますが、オール電化の説明に加え、住宅エコポイントの説明をし始めたらあれよあれよと人が集まり、大盛況となっていました。

なーるほど、このようなセミナーに来る人は、もしかしたら、現在の事業に問題点があってセミナーを見に来るというより、ある程度安定稼働はしているがより「お得な」情報の収集に来ているのかもしれないな－と思いました。

そんな観点で再度会場内を見ていると、「お悩み解決！」の、のぼりをあげている税理士さんやコンサルタントさんは少々ひまそうで、時流のエコ対応住宅設備のブースなんかは活況のようでありました。

展示会でも時や場所によってお客さんのニーズが結構違うものかもしれません。また9月に名古屋で開催されるので時間を見つけて名古屋の不動産関係のサービスがどんなものがあるかの知識を収集しつつ、大家さんのニーズはどこにありそうか探りに行きたいとおもいます。

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