• 田井の目

不動産のエバンジェリストたれ!

2012/09/02

不動産のエバンジェリストたれ!

ちょっとまえの新聞で読んだのですが最近は「エバンジェリスト」なる職業が活躍の場を広げているようです。

このエバンジェリストは直訳すると「伝道師」というそうで、ITの世界の新技術やサービスを講演会や説明会でプレゼンテーションを行ってお客さんに分かりやすく伝えることを専門の仕事としているようです。

それは営業活動の一つではないのかな~と思いますが特に技術の進化が早いIT業界では、理系でありながら製品の違いやサービスの特徴を消費者目線で的確にわかりやすく説明できる人材が必要とされるようです。

それで”エバンジュリスト職”なる一つの職業が確立し、いまやその転職市場まであるそうです。

文系の私にとってはこの「エバンジェリスト」という目新しいカタカナの名前を付けている自体が、いかにもIT業界っぽいな-と思ってしまいますが、分かりにくいことを分かりやすく伝えることの重要性とそれを行う努力の必要性は共感が持てます。

特に我々の不動産鑑定業界は、私をふくめ要約すれば簡単な話を、複雑怪奇に長々とされる人が多いのではないかと感じています。しかし今後は自分たちが持つ知識やノウハウを的確に分かりやすく伝える技術が磨くことが必要になってくると思います。

その実践という意味を込めて、愛知県の不動産鑑定士協会では名古屋市で行う「なごや環境大学」事業に協賛し講座を開設しています。私は昨年も講師を勤めさせて頂きましたが、今年も「とよたエコフルタウン」を現地取材して今話題のスマートハウスやスマートグリッドなどを分かりやすくお伝えしたいと思います。

各講師とも”不動産のエバンジェリスト”になるべく相違工夫を凝らして講座を作っていくのでHPをご参照のうえどうぞご参加ください。

【関連資料】
チラシ (PDF:132KB)

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