• 田井の目

”エコ”にもいろいろ

2012/10/31

”エコ”にもいろいろ

先週の金曜日、”とよたエコフルタウン”に見学に行ってまいりました。

この施設は「次世代の低炭素社会を提案するために最新の環境技術を集結して作られた全国初のモデル地区」だそうで、わざわざ東京から政治家が視察にくるというニュースを何度も耳にしていたので、興味を持ち行ってみました。

現在はまだオープンして間もないせいか、正直マンションのショールーム程度の規模であります。それでもスマートハウスの実物展示場があり、HEMSやら最新式のハイブリットカーの充電施設なんかも手に触れることができることが面白く、平日ではありましたがスーツを着たビジネスマンも結構見学に訪れていました。

特にHEMSについては分かりやすい映像の説明もあり太陽光発電から生みだした電気を家庭や車に利用する流れなんかがよく理解できました。

なるほど太陽光で生みだされた余剰電気を売電したり、安い深夜電力で蓄電してそれを別の時間帯で使うのは、確かに消費者としてはカシコイのかも知れませんがお得な電気を求めてあっちへこっちへに送る様は、「うーん、これが”スマート”なのかな-?」感はありました。

というのもパビリオンで見た、このスマートハウスに住む一家の一日のシミレーション映像で、お風呂がりに昼間に蓄電した電気が足らなくなったので、ハイブリット車から電気をもらうなんてシーンがありましたが、めんどくさがりの私ならいちいち風呂あがりに外に出てセットするってのが少々抵抗がありましたね-。

車の充電も携帯のようにQi(チー:非接触充電規格)みたいのができていちいちプラグを入れなくてもよくなり、昼間と夜間の電気料金差を利用してコンピューターで自動的に売電、買電、蓄電する制御能力がより向上すればグッと便利になるんでしょうですけども。。。。

このように現行のHEMSは、より安い電気を探すためのものという感が強くECOはECOなんですけど、ECOLOGY(環境負荷を軽減する)のためなんだか、ECONOMY(経済合理性を追求する)のためなんだかよくわからなくなってきてしまいましたね-。

折しもちょうどその日に帰宅後のテレビ番組を見ていたら、全く電気を使わず、料理やお風呂は薪を炊き、電燈はソラ―パネルでチャージした分のみを使い、夜になればさっさと寝て朝は日の出とともに起きて農作業をし自給自足生活を送る主体的ビンボーサンなんてのが出てました。

彼らも確か”究極のエコ”と紹介されていたようですがこのエコフルタウンの”エコ”と同じ言葉ですがあまりにも違いがあるものだな-と感じたのでありました。

(なお詳しい内容はなごや環境大学でお話しさせて頂きますので、ご都合がつく方はどうぞご参加ください。)

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